水曜日

中山さんと川口さんを迎えての(研究室内公開)議論:6時間くらいか。テーマは明確にしていて、芳賀くんの結果と中山=川口の結果をくっつけよう、という単純な動機だった。最初、中山さんに最新の中山=川口の話をしてもらって、それを踏まえて、芳賀君の結果を僕が説明して、論点整理をする。

ケース1:○○の条件のもとで、きっと◆だろう。そのとき、芳賀君の結果にはならない(川口、ささ) vs 芳賀君の結果になる(中山、はが)と2:2のスプリット。東大/京大のそれぞれが分裂した。さて、勝者はどっちだ? これには□を計算すれば少しは状況が分かるかも。。佐藤君がそれはすぐにできる、というのでやってもらっていたが、あれ..まだ答えを聞いていないぞ。

ケース2:○の条件のもとでは、◆ではなくて◇に変わるように思うが、◇が分からない。ただし、このときはおそらく芳賀君の結果になる。これは特異摂動の応用問題であり、昨年の駒場の講義の延長上であるが、、いやぁ具体例でいざやれというとふごふごふご...「だれか特異摂動のスペシャリストはおらんかね?伊丹君どう?」とふったが、「スペシャリストはさささんでしょう?」と返されておわり。世代交代しないといけない。

本当は帰宅して、すぐにこの計算をしないといけなかったのだが、優先事項があったので計算できていない。

その後で、川口さんのデーモン関係の分類。これはものすごく明快だった。(何が自明で何が定義なのかという)初歩的事項について確認し、量の同定について確認し、状況を明確に理解できた。定常状態だと△△なので、僕の8月後半の話について続きも喋る。「それ、符号が◎◎では?◎◎でなかったら驚きですよ。」と言われる。。。うーむ、実は、描像が見えないまま、ともかく例だけ作っておこうと思って、明示的に計算できる例に対して閉じた計算式を出すところまでやっていたが、符号の確認をきちんとしたわけではなかった。(ぱっとみて大丈夫だと思ったから。)そうか、これはちゃんと計算結果をノートにまとめないといけない。

本当は帰宅して、すぐにこの計算をしないといけなかったのだが、優先事項があったので計算できていない。

でも楽しかった。