火曜日

熱力学講義初日。鍵とか場所とか分からないのでかなり早くいった。自転車にのって、ここは自転車ダメ、とか指導を受けながら、大きなトラブルはなく教室についた。30分前。やはり、最初は緊張するな..。どれくらいくるだろうか。どんな感じだろうか。。

ところが、講義開始5分前でも人があまりいない。え?講義開始時刻になったが、何と30人。学部を聞くとそのほとんどが工学部の学生で理学部は数人。え??と思って理由を聞くと、クラス指定が重なっている時間帯であり、かつ、理学部に至っては全クラスが数学と物理基礎のクラス講義があり、他の講義をとることは想定されていない。え??? うろたえつつ、90分元気に喋った。

しかし、これはどういうことや。完全な欠陥ではないか。今年度は仕方ないとはいえ、どういうシステムになっているのか理解して、間に合うなら、来年度は応急処置的な手当をした方がいいと決断した。(1回生の講義は理学部の管轄でなくて、着任以来そのシステムについて何も知らなかった。)昼食後、関係各所に電話して、書類をみて、検討して、、できることは手をうった。来年度は今年度よりはましだろう。水曜日2限に熱力学(1回生)、火曜日2限に統計力学(2回生)となる予定。これを検討する過程で色々なことを学んで、事態の深刻さを理解した。来年度は積極的にそこに関わりたいと申し出をした。外国人100人がどうのこうのなどという前に、本来すべきことがたくさんあったのに、それらが放置されてきたんじゃなかろうか。その消耗感が夜までずっと残って、辛い一日だった。