土曜日

何とか昨日までに諸々の案件を終えたかったのだが、いくつか積み残した。それをやっつけながら、論文などについて。。

研究では、PDのアンドレアスが綺麗に関門を突破して論文書きモードになった。とある問題に関して、「あれ」と「これ」で攻略できるのでは、、といっていたのだが6月で、僕はその時点で時間の問題だと思っていたのだけど、最後のステップがまだ見えてなかった。プラハにいる間に、本質的に同じ問題で別クラスの対象に対する解析がでて、「これ」の部分が質的に同じだったので、あらら... となった。しかし、そもそもそこが大事なのでなく、「物理の原理」として何が強いか、という問題で、「あれ」の方が大事なのだから、ともかく答えまで行きたかった。プラハの後、テクニカルな設定を詳細につめて、王手がかかって、アンドレアスが綺麗にゴール切った。これをまず速報として今月中に出して、その後、最近の(第2法則を超える)不等式諸々を系統的に見渡せるような長い論文を公開する予定である。後者はこれまでアンドレアスが整理したもので、現段階でも明快かつ示唆的だが、さらにもう一歩いける気もしている。それは論文として整理しながらかな。

「定常熱伝導下の気液転移」に関する論文は、(中川さんが)PRLに木曜日に投稿した。投稿日に査読にまわったが、夏休みだし、査読が返ってくるのは9月だろうな。もちろん、そこからが長い。プレプリント公開からいくつかの議論があった。色々と議論を続ければいいな。

他、とある研究課題で謎な結果に関する議論とか、長い論文原稿の話とか、論文に向けた原稿の話とか、研究関係だけでも膨大に分岐している。