日曜日

昨日までに考えたことをタイプしておく。tex 化しながら誤解していたことをいくつか直した。これで局所的記述の大体の様子はわかったように思う。実用的には大した意味はない。(ヘテロ接合面など難しい部分は、どこからやっても難しいし、各論で頑張る部分だろう。) 

ただし、変分原理は次につながる気がする。もともとこの問題は、5年前に「DLS 解を物理的に捉えよう計画」でたちあがっていた。DLS 解では、化学ポテンシャルに対する変分原理と解釈できるようなものをつかって、large deviation をきめるようにみえる。ただし、この”解釈”は物理的には飛躍があってなかなかみえない。デリダさんの説明でも、たしかに物理的な直観というか描像からはいっていくのだが、厳密に解けることを最大限に使って、物理的な化学ポテンシャルではない。せめて、局所的化学ポテンシャルを輸送方程式でなく、変分原理できめれたらなぁ、、というのが5年前に思ったことだった。

昨年の4−5月のトライで失敗して、今回、形としては残ったので、ついでに large deviation を考えてみようか。