金曜日

数時間かけて机の周りを整理する。紙の山を、捨てるもの、計算用紙につかえるもの、保存するもの、近日中にみるものに分類する。あと数時間かければ、普通の汚い部屋くらいになるかな。。3ヶ月に1度くらいは掃除をしないといけないと毎年思うが、3ヶ月に一度というのがまずかった。結局1年に一度になる。今年は、毎月一度にしようか。

朝の電車、再投稿が近づいてきたSST 論文について、もう一度「位置づけ」を確認していたら、ふと、、「線形オーダーなら、先行研究があってもおかしくないよな」、、と思った。その瞬間に、忘れていたことを思い出した。"dQ=TdS far from equilibirum" という題名の論文があったのだ。かのLandauer による1978 年の論文だが、全く知られていない。実際、APS の記録によるcitation は5以下。本来、Hatano-Sasa のときに引用すべきだが、そのときは知らなくて、数年前に認識したのだった。(Oono-Paniconi 論文も それを引用していないが、パラメータ変化にともなうexcess heat をつかって第2法則を拡張しようとしているので、元祖 SST かもしれない。)

過剰熱を使っていたなぁ、、というくらいの印象しかなくて、具体的な内容を全く覚えていなかったので、大学について慌ててダウンロードする。今日は所用と掃除の日なので、帰りの電車で読み始める。難しい。いや、僕は電気回路が大の苦手なので、simple example として回路で説明されても頭に入ってこない。何とか筋だけは追えたかな。。うん、過剰熱を使った試みとして引用すべきだが、(簡単なモデルや状況に限定するにしても)、拡張クラウジウスを導いたことにはなっていない..。