月曜日

ふと思い立って*1、蜂の巣格子上のBM模型のプログラムを書いてみる。少し複雑だけれど4 x 4 でバグをとりきって、絵を書いて抑えたとおりの面白くない振る舞いを確認した。次に 8 x 8 を眺める。ほう?絵でわかっていなかったことが見える。結果を見て絵で書いてもいけている。先週の週末の予想ははずれていた。こうなると俄然面白くなる。

まず、時定数を抑えるために、cooling rate 依存性をみる。ほう、、VF っぽいな。VF が絡むなら、サイズを先に大きくしてはいけない。完全に系を制御するために、小さい系からゆっくりつめないといけない。実際、VFなら(臨界状態の)時定数はサイズに関しても指数関数的依存性をもつはずなので、8x8 から16 x16 へは飛躍的に「正しい計算」がしんどくなるはず。

さっとやったばかりで、根本的にミスがある可能性は大いにあるけれど、蜂の巣格子上のBM模型が「ガラスタイプ」のミニマムである予想に一気に傾いた。

*1:第一に、吉野さんの話を受けて、BM模型でも同様なことがないはずがない気がしてきた。第2に、ふくしまさんとの話に刺激を受けて、僕も見ておきたいと思った。第3に、年度の変わり目とか学会の影響があって、次の年度の前半の主たる課題を考えていた。色々なことは並列するけれど、VFの理解に焦点をあてよう。簡単な模型でありえる筋を想像する。攻略方法をイメージする。よし...気分がのってきた。