土曜日

今日は、最低限、香港会議のポスター(A0一枚)とプレビュー(スライド1枚)を作ることになっていた。結局、ソール会議とのオーバーラップはゼロ。(香港会議は4月模型だけ、ソール会議は5月模型だけ。)途中で2度ほどマシンが倒れたりしておたおたしたが、予定より早くできた。明日に予定していた事務書類と査読もやってしまった。

おお凄いなぁ。しかし、本当はこれらはすべて「絶対に至急やらないといけないこと」であって、本来の研究関連については何もしていない。随分と持ったままになっていたKNST論文を読み始める。(何度か書いた通り、今回この論文で新規に加わった部分への僕の寄与は"真にゼロ"(=イプシロンもない)なので何とも落ち着かない。PRL'08 (= これには主たる寄与がある)のregular paper の位置づけもあるので著者に入っている感じか。といってサボってはいけないので遅くてもあと数日のうちには終える。)

で、今日の終盤は1次転移+非平衡について再始動。みやま君の課題だけれど、僕も2月の延長上で「できる限り簡単な模型で概念をはっきり切り取る」ことを目指す。6月にやっと風景が変わる雰囲気になったので一気に..と。ソールでほるへと会うのでそれまでにはノートのversion を上げたい。そのためには、模型を再考する必要がある。前の考え方だと別に2次転移でも同じだったのだけれど、質的に違う側面があることも分かってきたので、より明確にするために(連続対称性を破る)1次転移+非平衡のミニマムをやろう。

ところで、連続対称性を破る1次転移のミニマムって何だ?それを真面目にやっていた。今日の結論、「よし、このあたりかな。調べてみよう。ぐぁ、....お前か...。」うーん、厳しいなぁ。でも、考えれるときにさっとやってしまおう。[今は、彼らの現象論は間違っている方向に僕の考えは傾いている。昨年の夏、あるいは、今年の冬に、何でもう一歩踏み込んで反応できなかったのか。そのあたりは、やはり僕の力不足なんだろう。]