月曜日

ソール会議1日目:ほるへとりーがーさんがまだ来ていないので、僕の発表に興味を持つ人がどれだけいるか不安だった。冒頭で、正直に、「このプレゼンでは、私は、基本的にはスピン系の平衡統計力学を議論します。このテーマは研究会「複雑系非平衡統計力学」の趣旨とはずれています。しかし、... と宣言した。この問題に集中仕切れなかったこともあって、プレゼンはそこそこに留まったが、時間の配分と構成は悪くはなかったのだと思う。35分講演+15分議論の配分は良かったのだと思う。[35-40分の間、38分くらいを目指そうと思ったのに、やはり最初少し慌ててしまい、途中で修正した。]

色々なコメントや指摘をその時間でもらっただけでなく、休憩時間も「おれならこうする」という話を次々に着てくれくれた。とくに、(太田君からよく名前を聞いていた)majumdarさんは、ピントが完璧にあっていて、問題の核心を素早く捕まえていた。あれこれ議論して、「○○までいけたら、これは凄く面白いねぇ〜。」と僕が薄々考えていることをかなり鮮烈に宣言してくれたので、嬉しいと同時に、やはり8月にこれもやりたくなった。他にも、平均場をつくるとこうなって、それでどこまで言えるか...とか、くりこみ群的な考えでここまではいけるのがその延長上でなんか出来ないか、、とか、モデルのバランスを対称性を少し壊して応答を見るとどうなるか、○○模型と似ているのでないか、、とか、詳細は分からないけれど素晴らしい発表だった、、とか。折角なのでこれらのコメントをもうちょっと消化したい。今晩から?

ただし、僕の前のしるべるとさんの講演では、僕の名前が何度も出てきたし、韓国の数人の方から、「今、お前の論文を勉強している。」とも言われて、やはり、非平衡統計を喋ることを期待されていたのかもしれない。(「お前はもう非平衡統計をやめたのか?」とも2,3人に言われた。)そっちはそっちで大きく動き始めている。8月が勝負だ。今日も合間にぼちぼちとスタートした。

西森線上の1次転移の問題は、さすがに大関さんは僕が出来なかった計算もできたようで、これも一息でつめないといけない。8月が勝負だ。今晩から再スタートしよう。

ええと、今晩がいくつあって、8月はいくつあるのかなぁ。。