日曜日

3次元ぷらけっと模型:交換MC, 乱れの導入, 緩和実験、西森線上での平衡量の測定などなどのプログラムを全部書ききった。ざっくり色々試験して、first contact が終了という感じかな。精密な測定はゆっくりしないとどうにもならないが、おそらく、西森線上で潜熱がない1次転移になっているだろう感じは見えている。転移点の数値的評価も勿論粗いが、香港後にやった第一近似(アニール平均での評価)から大きくずれているわけではなさそう。

(少なくとも僕にとっては)研究はfast in/slow out がよい。初期に感触をみるにはかなり高速で入る。大事そうなら、その大事さに応じて時間をかける。消えるのも多数ある。

ランダム系はまだど素人なので、福島さんや大関さんに色々教わりながらすすむが、だからこそ、自分でできる計算は片っ端からしたい。やりながら、西森線の位置づけが少し分かってきたかもしれない。香港でふろーれんと・れんかに「quenched disorder に固有でない話として理解したい。。」と喋ったのだけれど、「有限次元熱力学ガラス相存在問題」の1点に絞るなら、人間がアクセスできるかもしれない状況がぼんやりしてきた。

その後、非平衡系変分原理の整理。金曜日からやっていてミスに伴って混乱だらけだったか、何とか最低限の確認はできた。