月曜日

GCOEシンポで京都にいく。ポインター(スライド操作つき)がおニューになったので、操作ミスが連発で苛立ってしまい、最初おたおたする。いかん、実際にポインターつかう練習をしておくべきだった。しかも前の人が5分程度早く終わったため、時間調整がくるってしまった。(15分でここまでというのを、17時10分でここまで、、という風に抑えていたのに、わかんなくなったではないか。。後半の分読みも完全に狂ってしまった。)

京都はやはり懐かしいな。久しぶりの人に会って懐かしむ、というのもあるけど、変わった風景と変わらない風景に結構どきまぎする年齢になってきたのかもしれない。

M先生にも17年ぶりくらいにお会いした。学部生のときにお世話になった先生で、4年生と修士1年のときの2回お宅にお邪魔させてもらっている。実は、数か月前、偶然にM先生と同じ苗字を聞く機会があって、女性だったので、突然、M先生の御嬢さんのお名前を思い出した。当時、確か小学生であいさつしたわけではないし、話をしたわけではない。ただ、M先生の奥さまが「○子, ○○しなさい」とおっしゃていた風景(映像と音声)がその瞬間に頭にどーんと降りてきた。確信があったわけではなかった。大体、25年間一度もその風景が頭に落ちたことはなかったわけだから、何か別のイベントの混線かもしれない。しかし、尋ねると、その「○子」という名前は、まさにその女性の名前だったので、本当にびっくりしたのだった。それ以来、ずっと気にかかっていた。

今日、あいさつのついでに、「突然で不躾ですが、お嬢様は...」と聞くと、おぉ、やはり、そうであった。狭い業界といえばそうだけれど、それよりも、あの風景が25年のときを超えて頭によみがえったのは何でだろう。。。

疲れているので、追加:今日の会議でさがわさんの悪魔の話があった。一応、ぼくは同分野だし、まわりをみて誰かが質問する様子を見た。若いぎらぎらした他分野の院生が鋭いこといわんかなぁ、、、と待っていたのだが、なんかそうな雰囲気がなかったので、ぼくが一番きになっていて昨年の基研のセミナーでも聞いたことだけれど、それのシンポジウム版の表現での質問をした。「人間がいない宇宙に悪魔はいますか?」 さがわさんがこの質問の意図を分かっているのは承知していて、そこで延々と演説してくれればよかったんだけど、その演説の準備はしてなかったのか。。。ちなみに、ぼくは、話題になったNature の実験より、また、J 等式の拡張より、その前の相互情報量を使った上限の話の方を高く評価している。これは、この問題についての、本質的な寄与だとぼくは思っている。(その後の話も素晴らしいけれど、まぁそうだろうなぁ...みたいな感じ。)そして、より大事なことは、そこまで到達したのだから、もう一段階あげれるなぁ、、、と思う。↑の質問とも関係することで、ぼく自身が心底知りたいことのひとつでもある。。