日曜日

先週の木曜日から、軽く間欠的に偏頭痛がしている。普段は全くそういうことはなく、数年ぶりである。昨日も大事をとって外出を控えた。まだ少し残っているが、ましになってきた。

タイルの話を5月中には投稿したいので、あれこれ考えていた。(statistical mechanics of glass transition in lattice molecule models という仮題もついた。)数値計算の部分をのぞいて、論文原稿ver.-1も書いた。(60kくらい)しかし、数値計算のサイズが貧弱で、どうも転移のタイプがよくわからない。金曜日に福島さんに時間をとっていただいて、あれこれと教えていただいたけれど、やはりサイズの壁が大きい。予定している論文では観察程度でいいと考えているけれど、できる範囲のことはしたいので、色々な工夫を考えている。しかもGWまでには、見通しをたてて、GW 中にまとまった計算をしておきたい。

しかし、4月の時間のたち方は半端なかった。会合の数や書類の数はまたしても記録更新で、講義の負担を感じない程度にそれらが圧迫している。そうすると、本来、エフォート40くらいとっているタイルの研究にかける時間が少なくなる。今の時期は、検討するモデルを決めたので、ひたすらやれることをやりつくすだけなので、時間があればあるほど進む。だから、苛立ってもくる。

また、3月に書くはずの教科書は4月も数行書いただけ、というまずい状況になっている。

さらに、12月のパリのガラス会議の招待講演リストが公開されて、大層緊張している。ぱりじ先生やめざーど先生など長年のリーダーをはじめ、ガラスに関してきちんとした成果を残した人たちの中に、ひとり「ガラスも統計力学も見習い中」が混じっている。 招待講演に推薦してくれたのはありがたいことだけど、本当やばい。だから、まず5月までに「ガラス」と名のつく論文を出したい、というのもあるし、冬までにはあと一歩ランクを上げたい。

多分、こういう諸々が絡んで、頭痛になっているのかもしれない。