金曜日

夏学期終了。6、7月は記憶がほとんどない。時間がふっとんだまま、ゴールした感じか。。これではよくないのだけれど、ともかくゴールするだけで精いっぱいだった。(時間をとめる、、ということを数年前はよくいっていた。今年は、止めようとすることすらできなかった。)

研究も苦し紛れだが、水曜日に「今週のミニマム」として(自分が自分に)要求したことは、やるだけはやってみた。何か冴えなかったり、普通だったり、だが、3次元画像との併用でミスをあれこれ見つけるなど、進歩はしている。。しかし、正直いって困ってしまっている。秩序変数が皆目わからないので、数値実験のデータは生っぽくなってしまい、明快なことが分からない。やはり、秩序変数の同定を先にすべきか。とはいっても、(無限個ある)基底状態のひとつずつに相が対応していないことになったので、相の特徴づけが良くわからない。相転移はしているようだが、何かの対称性が破れているのかもしれないし、そうでないかもしれない。動力学は極端に遅いが、まぁ、そりゃ、ねじれてしまったらどうにもならないし。。。

別件で、とある論文を見て少し驚いた。ちょっと詳細はまだ書けないけれど、「昔にもう少し見えていたら...」と思わざるを得ない。何ができて、できないのか、何をしたら有意義なのか、色々なところでの僕の判断が間違っていた。こういうことは極めて多い。10年後に今を悔やまないようにしたいものだ。