水曜日

セミナー3日目:うど(ざいふぇると)の講演はさすが...だといわざるを得ない。僕自身がつめきれていないこともふくめて整理していたし、プレゼンとしては(いつものように)高得点を出していた。学問的には、次のふれでりっくの講演も素晴らしく、正直いって、kim さんの講演より、kim-Kawasaki の位置づけがはっきりしたし、FDR preserving 摂動論としては、final answer でないだろうか。(宮崎さん、どうですか?)[ただ、lowest order で出てきたのが、標準的なMCT eq にはなっていないので、転移の性質については不明なことも多く、全く違ってしまっている可能性もある。]

午後は、うたたねをはさんで、ふれでりっくに根本君がNemoto-Sasaの説明するセッション。おぉ、、、フレデリックが厳密に解けるかもしれない例題を提示して、根本君がその場で計算する。。。うーむ。原理的にできそうな気がするけれど、結局、その場では最後までできなかった。フレデリックが驚いていた。こんな計算をすらすらできる大学院生は、日本では普通なのか?フランスでは、そんなに、いないぞ..と。(しかし、普通でないから、ここ(ストックホルム)にいるのであって...) 彼は、証明は聞こうとしない。彼向けに、マルコフジャンププロセスで説明したが、クレームを聞いた後で、「証明はいい。自分でやる」といった。そういうところはぼくと似ている。

あと、フレデリックの講演を受けて、関本さんと長い議論。バンケットが終わる頃には研究テーマがひとつできている。(いつも思うけど、関本さんがヨーロッパにいるのは大損失だな。。)

バンケットで隣にライマンさんに座ったので、あれこれしゃべる。面白い人だ。今度、東京によぼうかな。