月曜日

学会3日目:水野さんの実験結果をぜひ聞きたかった、というのもあって、最初から膜セッションに。冒頭の(噂の)田中先生の招待講演は、あまりにも走りすぎで、専門から少しずれた人にはポイントがよくわからない。水野さんたちの実験結果は、発表者が時間制御に失敗して15分ふるに使ったので、座長が一つ質問があれば、、と促したけれどそこでは質問せずに、休憩時間にほとんど聞きたいことは聞いたかな。(5分くらい質問できる内容なのだが。。僕はきわめて興味をもっていて何かしたいと思っている。)発表者が直前にすごく練習していたのをしっていたこともあって、あとで「実験頑張ってください。」と声をかけた。

面白いことに、その一つまえの好村さんの講演で、異常拡散の議論があって、水野さんの結果との関連もあって、僕は変位の分布関数のことが気になっていたら、先に鹿野さんが質問した。(鹿野さんは知り合いになりたかったのだが、偶然昨日お会いした。)そういうことに興味を持っているとのことで驚いた。(鹿野さん、水野さんの実験結果見ずに退出してしまったけれど、その講演で変位の分布関数のテールを議論していたのに。。。)

発表時間を全部使う、、と言えば、2年前かな、僕が座長しているときに、15分全部を講演に使った人がいて、僕は議論時間を設けずに打ち切って、あとで講演者に「せっかくの実験結果なので、プレゼンの準備をちゃんとやろう」と小言を言いにいった。今回、ちょうど今日その方が講演されていて、僕はいけなかったのだけど、今日の夜にあって、「ぜひとも聞きにきてほしかった」と言われた。急きょ、9時ごろに臨時学会場が設営されて、その方のプレゼンを10分ちょい聞いて、質疑応答をした。実験が良質なのは想像していたけれど、うん、プレゼンも頑張っていた。なんか非常にうれしい。

夕食は、ステーキたべながら、MCT(DIA)やFDTについての濃い話。へぇ〜凄く面白い。4月に詳細のセミナー/議論をお願いすることにした。

昨日講演を聞けなかった大槻さんのシンポの発表内容も教えてもらう。素晴らしいなぁ。

こうやって色々な人が独特に進歩しているのを見たり聞いたりすると、元気になる。