月曜日

朝、講義。午後前半、学部生の訪問。その後、夜まで会議。深夜帰宅して計算する。

訪問してきた学部生には驚いた。余りにもマニアックなことに興味をもって勉強していたから。(とあるテーマに関してなら、歴代の全院生よりも文献を知っていたかもしれない。)非平衡統計を学部時代に勉強することは稀だろうし、そんなに慌てて勉強する必要は全くない。もし先に勉強したいなら、場の理論なり、確率過程なり、力学系なり、情報論なり、くりこみ群なり、確立したちょいと高度な話を勉強するのがよいと思う。それでも、マニアックなことに興味をもってそこを一人で掘り下げていくのは悪いことではない。研究に結びつくかどうかは別問題だが、意欲に満ち溢れている学生に接せると楽しくなった。