月曜日

家の用事など。うーむ。中々、大変だ。

土曜日にたっぷり、昨日も少し、もにょもにょしていた計算がやっとできた。3つの時間尺度パラメータA,B,C があるとき、(i) A >> B>> C とか (ii) B , C >> A とかの極限の様子は簡単に分かるのだが、どちらの極限も僕が見たいこととは違う。どうも、(iii) B >> C 〜A という状況を僕はみたいようだ。そのためには、(i) からみると、A がBとクロスするところで世界が変わって、(iii) にいかないといけない。それが分かっていても、どうしても、式の上で、(i) から(iii)にいけなかった。全然、クロスしていく感じが見えなかった。(i) から摂動的にA を小さくして、(iii) にいくふりをしても、論理的には適用限界を超えてしまっていて、実際、数値実験との結果とも整合しない。

昨夜のうちに、出発点は変更されていた。しかし、とある方針でやると、やはり質的には同じような感じでスタックする。うーんん。で、ほとんど意識ないままにペンが動いて、気が付いたら解析可能な形になっている。おぉ。。深呼吸してまとめる。お、できたかな。。数値実験で使った値を入れると、よし、ぴったり。ノートに清書する作業が残っているけれど、やりたかった練習問題はいったん終了。あぁ、気持ちいい。

意義は分からない。(iii) という状況が大事だと思っているのは、単なる予想であって、その予想は全く外している可能性も高い。その場合は、練習問題の答えが正解でも、最終的にやりたいこととはつながらない。また、ノートに清書すると、間違いが発覚する可能性も高い。まぁ、でも、今日のところは、いいじゃないか。これが日々の研究だぜぇ。。

↑を夕方書いて、その後、ずっと事務仕事。明日とあさっても講義と会合で100%予定が埋まっている。ふーーー。とため息をついた23時、「ぴゅあがらす論文」の査読がきた〜。

全く理解されずにreject されて、ここからが戦いだ... と覚悟をして、メールを読む。.....おぉ---、「本当だったら素晴らしい仕事だ。でも、本当に正しいかどうか確信が持てないので、質問をするよー。以下の点がクリアーになれば、きわめて意義深い結果だからPRL 掲載だね。」というスタイルの査読だ(ふたりとも)。このへんてこな(=普通にはないような)研究が、こんなに理解されるとは思わなかったので、すごくうれしい。さて、これで、ぼくが下手うたなかったらいいわけだが、もちろん、油断はできない。追加の実験も必要なようだ。すでに過密予定の5月にこの仕事をうまく割り振ることができるだろうか。。何としてもやらないといけない。全力で立ち向かおう。(5月、倒れるかな。。)