木曜日

朝、うど(ざいふぇると)の講演から。今回、僕はとやべさんのPRLを紹介する形で、Harada-Sasa の意義を伝える、という構成からなる部分をはさんでいたのだが、うどはかなりの時間をとやべ実験と彼らの模型の結果の紹介に使った。明日の講演どうしよう、、と悩んだが、まぁ、そのままいこう。強調点が違うし。(時間もないし。今日はバンケット。)で、とやべ実験の結果を説明している、、と講演でいう。当然、パラメータの値や細かいことを聞く。本当にいけているのかどうか、判別はついていないけど、やっていることは理解したつもり。東京に帰ったら、川口さんたちとの議論を再開しないといけないかもしれない。(さがわさんはこっちにいるので、色々意見を交換する。そういえば、僕とさがわさんで攻める方針が違っていたのは4月に理解していたのだけど、今日まで話をするピントがあわなかった。)

くりすとる(がでうすきー)さんは、有限時間操作系での厳密な不等式。関本さんと大昔にやったことを、arxiv からおとして思い出しながら比べる。短時間側の振る舞いが謎だな。全然イメージがつかない。でも、面白い。

えりっくの講演で、なぜか、僕の写真(しかもhome page にある「たたみの上で研究している姿」)をプレゼンで張ってくれた。[彼のプレゼンでの参加者の写真は、ぼくだけだったが、、なぞ。]いやまぁ、実際、テクニカルには、Matsuo-Sasa を踏襲して、それをエントロピー生成に使うというだけで、プレゼンがテクニカルなことに終始したからか??(あのマニアックな計算の羅列を、僕以外にフォローできた人がそんなにいると思えない。)

オルセーにいる太田君のオフィスメートである「だりお」は、自由度消去にともなうエントロピー生成を粉系にあてはめよう、、という話。彼は頭の回転が速い若者だけど、粉系で確かなところまでもっていくのは難しいなぁ。さがわさんは、フィードバックつきの線形応答。形式をみていると、量子だと違うように思ったが、僕でない誰かが質問した方がいいだろうと思って静観していたら、ほるへがまさにそのことを聞いた。(ほるへは、さがわさんのときに一番前に来たし、うどの講演のときにもフィードバック系でのFDR について質問していたし、何か考えていることがあるのかな。)

午後のホルヘの話は、うーんんんん、あっているのかな、、腑に落ちないのだけど。(イメージが先行しているような気がする。)問題のつくりかたは、相変わらず、抜群だけど。フェリックスの話は、ストックホルムと同じように、途中から全く分からなくなる。最後のろべると(りヴぃ)さんの「負の温度」現象は、(質問しまくって)事実を理解するだけでやっとで何が起こっているのか全然分からない。(少なくとも見かけ上は)面白そうな現象だと思う。