水曜日

溜まっていることを順番に。うーむ、明日から、ず〜と研究会だが、京都であるのは研究会に集中することはできないかな。特に来週は会議と色々重なっているので、最悪1日だけかもしれない。今週はでれるかなぁ。でも日曜日まであることを理解しておらず、月曜日が休日であることを理解せずにお客さんとの議論を入れてしまった。(結局、自分の講演準備をとる時間がない。夜か。。骨格はできているが、骨格しかできていないし。。)

伊丹君の論文草稿を見て、何か違うんだよなぁ〜という印象を明示的な言葉にするのに時間がかかってしまった。昨日までに終わらしたかったが、今日までかかった。論文の表現は難しく、しっかりした結論は出ていても、それをどのように位置づけてどう説明するか、というのは中々見えない。まだ、イントロはよく見えていないのでどうしたらいいものか..。内容的には凄く面白いと思っているので、掲載受理にもっていかないといけないのだが、そう思うものでもうまくいかないことも多いしなぁ。

流体論文の査読者への応答も書いた。おそらく次で終了ということにはならないので、この最初の応答が今後のやりとりの重要なものになる。昨年の(ピュアガラス論文の)やりとりとは全く違うパタンで、査読者たちが間違いをたくさんしている。質問ではなくて、自信をもって論文の内容がおかしいと指摘してきているのだが、残念ながら間違っているのは査読者の方。単純な理論の論文なので A-> B の集まりから成っていて、その論理についてだけなら、○Xは一意に決まっている。僕が恐れていた査読は「自明だよ、○○を見よ。」だったのだが、査読者は、「導出されるはずがないものが導出されているのだからどこかにエラーがある」と考えて、エラーを指摘しようとしているのだが、正しいものを間違っていると言っているだけなので、(仮定と結果の連鎖を完全に抑えている僕には)論理的には瞬間に終わっている。しかし、査読者の間違いを「間違っているよ、ボケ」と書いてしまっては話にならんので、査読者がどう間違っているのかを第3者が見て納得できるように説明しないといけない。もちろん、査読者の間違いを誘導するような点はプレゼン上大事なことでもあるので注意しないといけないし、これからの問題を先取りしてコメントを書いてしまっている場合もあるので、その点は大切にしないといけない。そういう分析をひとつづつ丁寧に行なわないといけない。再投稿予定は 7/31 にした。何度も何度も検討してから再投稿する。