月曜日

終日ほぼ会議等の予定で埋まっていたが、うまいことに11時すぎに時間があいたので、基研にいく。よならしにおさんの講演に行く。スライドは全て見たものだし、いうべき質問は全て既にしていたので、あいさつにいったような感じである。本当は、昨日に手を動かしたかったが、仕事がたてこんでいてその余裕がなかった。

テクニカルには、じょあんに(よならしにお)さんの最初の式(カレントの分割)は、Hatano-Sasa と完全に同じであり、反対称成分による仕事を差し引く、というじょあんにさんの言葉だけだと、僕たちの不可逆力の仕事をさしひくという(原論文の話)と同じに見える。[その分割には定常分布の知識がいるが、じょあんにさんたちのも非自明なLD の知識がいる。] でも、最終結果は違うように見える。fluctuating hydrodynamics にhatano-sasa をあてはめたのはローマのLDの最初の論文がでてすぐにやった。その残像とは違うし、歩きながら計算していたがやはり違う。昨年イタリアで聞いて以来、手を動かさないと..と思っていたけれど、中々その日がとれないまま、今回の面談が終わったのは残念だ。昼食を生協で一緒にとりながら、「対応関係を具体的に調べたかったのですが、できなかったです。」と話をすると、「自分も対応を調べたいと思って計算をしている」 と仰っていた。一日どこかで使って手を動かせばいいと思うのだが、優先順位がまわってこない。

夜は別件の仕事。これからしばらく毎日ほぼ2−3時間づつ「夜の仕事」を入れている。8月末までに終えないといけない案件が多数あって厳しい。