日曜日

査読者への返事の赤入れ3つ。改訂校への赤入れひとつ。流体力学学会誌原稿書き。最後のが思ったよりすすまない。実は、腰を痛めてしまい、この2日も先週の週末2つも椅子に座っていない。特に、この週末はどこにもいかずにひたすら寝ていた。スピードがあがらない理由のひとつはやはり寝たままだからか。。赤入れは寝たままの方がいいが、原稿のタイプは座ってうたないと仕方ないか。どうやってだましだましするかが問題だが。腰も歩けないほどではないので、重症ではないが、4年前の恐怖があるので慎重になっている。この1年では2月に壊れた。日独の次の日に歩くのは相当つらかったが、太田さんの退官パーティーがあったのででかけたのだった。それから3日くらい寝たまんまだった。

昨日、11月祭の様子がtwitterで流れてきたので、30年前のことを思い出した。30年前に自分たちが企画した講演会の情報とかネットにないかな、、と思ったが、みつからなかった。その代わりに31年前の5月に僕が書いた文章を見つけてしまった。とても公開できる代物ではない。思い出すと大学に入って、1ヶ月半が過ぎ、自分なりに勉強をしていたが歯車が次第にずれてきたころだった。講義にいかず、自分の勉強も思うようにできず、精神的にもかなり不安定になっていた。自分で勉強するというのは非常に危なく、下手するとそのまま何もできずに落ち込んでいってしまった可能性もあったと思う。そういう時期のこととか完璧に忘れていた。色々な偶然が重なって勉強しつづけることができたが、それらの偶然がなかったらどうなっていたのだろうな。。

京大理学部の教育システムについては色々な先生方と話をインフォーマルにはしている。昔と違う、というのが良く聞くことで、単位必修化等で適切な縛りを与えて、うまくいかない学生の頻度を減らそう、というのが話題にのぼる。僕はその案には反対しているが、例えば、パラレルワールドで、そのまま落ち込んでしまった僕に対しては大学はやはり静かに見守るのか。。。うーん。考え中。多分、何もしないのでもなく、また、単位必修化という縛りの方向でもなく、道があるような気がする。