水曜日

プラハ研究会:真面目な実験や理論は、量子マスター方程式の解析のような話で、それなりにいいんだけど、僕はそういうのをやっていないので細部の問題意識が分からず、よきにはからえ、状態になってしまう。説明もすぐに細かくなるし、質疑応答も僕からみると細かい。(その点、小林研介さんの講演は(僕が複数回聞いていることを差し引いても)格段に良かった。。)その一方、時間の量子論的うんたらとかそういう基礎論に関わるのも幾つか講演があって、一応聞きにいっているものの、思ったどおりというか、はぁ、とため息をつくことを繰り返した。基礎論をやる人=甘い人 というのはまずいよなぁ。(僕の講演は、今回の会議では、基礎論側に入ると思うので、、うぬ。)

その中で、https://arxiv.org/abs/1606.08368 は知らなかったのだが、結果に唸った。20分講演だったので証明は全部略で、でも講演の構成はきちんとしていた。今のところ今回のベストか。どういう風に考えればいいんだろう。