月曜

伊丹論文改訂:やっと全体が頭に入ってきた。今日の段階でもたくさんの誤解をしていた。今日のところは、誤解はすべてとったつもりだが、時間をおいて再度考えないといけないかもしれない。たとえば、熱力学では変化の向きは不定だが、ゆらぎのレベルでのエントロピー生成正値性から何かしらの条件がでてくる。それを見る限り、運動の向きはどちらも許される気がする。希薄極限や物理的に簡単に想像できる範囲では、高温に向かうけれど。。それについての完全な解答は、「ゆらぎレベルでの仕事と熱の腑分け」をミクロからやれと、未知の面白い問題と直結している、ということも理解した。(熱力学が不定なので、ゆらぎの現象論ではその腑分けできないのが難しさの起源。)詳細では、定量的な評価、現象が成立する条件、物理的過程もすべて頭に入った。理解しているところと理解していないところの線も完全にひけた。これで、講演ができる。2月の京都(数理研)の研究会、3月のストックホルムの研究会ではこれを喋る可能性を見ていたが、安心して講演できる。(引越し等が重なってものすごく忙しい時期なので、準備は大変だが。)