火曜日

めったに起こらないが、もしおこれば「大きな寄与をする」、と期待される揺らぎやの意義については、たぶん、多くの人が興味をもっている。この意義を明らかにせよ、というのは漠々とした問いだが、うまくみる視点を獲得できれば大変面白い。生物で揺らぎをみるときなんかは、そういうものをみないと、(生物としては)ほとんど意味がないのではないか、、とすら思う。そのこと自体は、新しいことではなく、繰り返し色々な人がいってきたことだ。

さて、最近の僕は、生物はさておき、物理的な系で「その手のこと」に急速に焦点をあてようとしている。非平衡定常系でもそういう揺らぎが無茶大事そうだ、、というのはこの10年の(再)確認であるが、非平衡定常系だけでなく、(最近やっている)ガラス等の動的相関でもことの本質はどうもそっち側にあるようだし、レオロジーもそのようだ。そうすると、とりあえず、そういう視点で、状況整理というか、あれやこれやとひっぱってきたい。