水曜日

9:00〜18:30、相関基礎・物性/統計グループの修論発表会、および、博士進学審査会。全ての発表に参加することは義務付けられていないが、できれば全部参加したい。しかし、結局、色々なことを処理しないと苦しくなりそうなので、審査担当以外の発表で参加したのは1件だけになってしまった。それでも最後は相当にくたびれた。。

福井さんからメールがきていた。質問とともに、「こんなモデルで計算するのは意味がないのかな?」という具体的な提案もあった。なんと!そのモデルは、係数までふくめて、鹿児島学会でのターゲットそのものだった。日記でも、「練習問題」とか「わき道」とか書いてきたモデルである。ガラスから一旦離れているので、反応拡散系のセッションで講演する。ふたつの意味で嬉しい。ひとつは、水戸でのセミナーの後、あれこれ考えてくださっていること;もうひとつは、僕らの「練習問題」は、そんなに筋をはずしていないこと。質問に対する答えは、木曜日の夜までまってもらっているが、嬉しかったので、とりあえず、「その部分」だけに反応した。

「練習問題」とはいっても、各種指数の計算をちゃんとやるのは、簡単ではない。僕らはまだステップ1がおわった段階である。学会までに「おおらかな近似」での値はだせると思っているが、それを系統化するのは間に合わないかもしれない。福井さんは、場の理論的計算について、僕よりもずっと経験があるので、うまいこと学べることがあれば、さらに楽しくなる。