土曜日

終日、 来週水曜日の研究会の準備。予定よりおよそ一日遅れで、まだスライドづくりにはいれていない。明日入れるように今日頑張っておく。

至るところで混乱している。(そもそも、ソーレ効果に局所平衡の寄与がない、という事実をもっとも愚直にみるのは、2週間前あたりに確認したはずなのに、それが出せなくて膨大な時間を費やした。まだ混乱しているかもしれない。)

拡張ギブスは最後にもってくる。個人的には10月末の時点にもどったと感じているのは変わらないが、はっきりした分、不安感(不信感)も増している。「数値実験の経験」や「ソーレ効果で局所平衡の寄与がないことの熱力学的証明(!)」がなければ、「拡張ギブスはない」と断言したくなるくらいに綱渡り的に感じる。拡張クラウジウスの堅さとは全く次元が違う。しかし、それゆえに、本当に残ったときの力は高い。特殊な熱浴をつかいながら、バルクの普遍性を論じること自体にも注意は常に必要だし、本当にそんな熱浴があるのかどうかまだ直接の証拠はない。 水曜日には、そのあたりのことも正直に話すつもりでいる。

いずれにせよ、少なくとも、これから色々な視点から考察できるのは違いないと思う。